購入した電子書籍が増えてくると、あれ買ってたっけ? というのが出てきます。複数のストアを使っていると、どこで買ったのかわからなくなったりもしますよね。
各ストアのWebページには、購入リストを見る機能がありますが、データとして取り出せるようにはなっていません。ということで、KindleとKoboの購入リストを取り出して、スプレッドシートに取り込むことをやってみます。
まずKindleは、こちらの「コンテンツと端末の管理」画面から。
リストが無限スクロールするようになっているので、一番下までスクロールさせて読み込ませた上で、次のjavascripを実行させます。
ブラウザのアドレス欄に、上のスクリプトをペーストします。ブラウザによっては、"javascript:"の部分がペーストできないので、手で打ち込む必要があります。
そうすると、表示している画面を、書名・著者・購入日のタブ区切りのリストに変換します。1カラム目はストアを区別するAmazonの"A"です。
これをコピペして、テキストファイルとして保存すれば、スプレッドシートで取り込めるというわけです。
Koboのほうは、このマイライブラリ画面から取り出します。1ページあたり100件までなので、101冊以上ある場合は、分割して取り出す必要があります。
Koboのスクリプトは以下です。Kindle同様にアドレス欄から実行すると、リストが取得できます。
これら2つのストアから取り出したリストを、スプレッドシートに取り込んで、このように一元管理できました。これでどの本をどちらのストアで買ったのか一目瞭然ですね。
このスクリプトは、ブックマークとして登録しておくと便利です。本当は、これらをAPIのようなもので取得して、自動的にリストを作れるようになるといいのですが・・・・
現状の電書ストアやリーダは、大量に購入したユーザの利便性が足りてないと思います。各ストアはとりあえず、購入リストをCSVのような形式でダウンロードできる機能を付けて欲しいと願うものであります。